私が車メーカーの営業職から転身、化粧フィルムの素晴らしさに魅了され、職人を目指したのは、約35年ほど前になります。
シート誕生から約70年、いち早く日本で展開されたのが3M社の“ダイノックシート”でした。（化粧シート施工者がダイノック職人と呼ばれる所以です）先陣を切った職人達は、まだ、エアースルーになる前の非常に扱いにくいシートをより美しく仕上げるため、思考錯誤を繰り返し、それぞれ技術向上を目指し切磋琢磨しておりました。
一つの技術を追求し職人にしかなし得ない技術を提供する事。それが職人の醍醐味ではありますが、当時、営業部門と職人部門は独立しており、これが本当にお客様にとって良い事なのだろうか...私はいつしかお客様の顔が見えないもどかしさを感じるようになりました。また、個人で仕事を請け負う際に社会的信用の獲得が非常に難しい事を知り「職人技術とは強みでもあるが、弱みでもある」と痛感し、労務・業務共に充実した企業として、よりお客様に、その先の社会に貢献できるようにとの願いを込めて、エースマスターを設立いたしました。
おかげさまで、創業以来OEMという分野を主軸にさまざまなお客様にお引き立て頂いており、非常に有難く感謝いたしております。今後ともスタッフ一人一人の技術向上は勿論のこと、化粧フィルム施工を通してより多くのお客様に、より良いサービス提供と社会への貢献を目指してまいります。